訪問看護計画書は、訪問看護ステーションが利用者ごとに作成し、主治医に提出する計画書です。看護上の課題(問題点)に対して、どんな目標を立て、どんな看護を行うかを明記します。訪問看護指示書(医師→ステーション)に基づいて作成され、毎月の訪問看護報告書とセットで運用されます。
| 誰が作る | 訪問看護ステーション(担当看護師・管理者) |
|---|---|
| 提出先 | 主治医(指示を出した医師) |
| 根拠 | 訪問看護指示書の内容と利用者の状態 |
| 更新 | 状態の変化や指示変更に応じて見直す |
利用者の抱える課題を看護の視点で挙げます(「血圧コントロール不良」「転倒リスク」「服薬管理困難」「褥瘡のリスク」など)。指示書の留意事項と整合させます。
各課題に対して、達成可能で評価できる目標を設定します(「収縮期血圧を150未満に維持」「転倒なく自宅生活を継続」など)。
目標に向けた具体的な訪問看護の内容を書きます(バイタル測定、服薬確認、皮膚観察と除圧、リハビリ補助、家族指導など)。訪問のたびに「何を観察し何をするか」が伝わる粒度が理想です。
必要な衛生材料の種類・量、計画の評価時期を記載します。
訪問看護ステーションの看護師・管理者が利用者ごとに作成し、主治医に提出します。
医師が交付する訪問看護指示書の内容に基づいて、ステーションが計画書を作成します。指示の留意事項と整合させます。
計画書は「これからどんな看護をするか」、報告書は「その月に何を行いどう変化したか」です。計画→実施→報告の流れで運用します。
状態や指示に変化があれば見直します。前回の計画を引用して変化点だけ更新すると効率的です。
※ 本ページは標準様式に基づく一般的な解説です(2026年6月時点)。診療報酬・介護報酬の点数や要件は改定されることがあるため、最新の告示・通知をご確認ください。
関連ガイド: 訪問看護報告書の書き方 / 訪問看護指示書(様式16)の書き方